ハズバンダリートレーニングとは
あまり聞き馴染みがない言葉ですが、「ハズバンダリートレーニング」とは「受診動作訓練」という意味です。
健康チェックでは動物を無理に押さえつけたり、鎮静剤を投与し動物に大人しくなってもらい健康チェックをすることが一般的でしたが、動物たちの精神的・身体的ストレスを軽減するために、動物たちにも協力してもらい、健康チェックがしやすい姿勢や動きをしてもらうためのトレーニングのことです。
最近では多くの動物園・水族館などで導入されており、採血や体重測定、普段見えにくい口の中や足の裏などを見せてもらうなどがあります。

どうやって教えるの?
教え方は、ホイッスルやクリッカー(ボタンを押すと音がなる道具)やターゲット、食べ物を使って、行動を誘導していき必要な姿勢や維持ができるように教えていきます。
誘導などヒントは出しますが、基本的に動物の自発的な行動を強化していくため動物にも負担なく行えます。
犬や猫の家庭動物にも有効

ハズバンダリートレーニングは、犬や猫にも有効的です。
散歩後の足拭きや、歯磨き、ブラッシング、耳掃除、シャンプー、爪切り、全身のチェックなど日常の健康チェックやケアを嫌がらずにさせてもらえると飼い主としても楽ですし、犬猫たちも負担がなくできコミュニケーションにもなり、病気や怪我の早期発見にも繋がります。
また、動物病院へ行くときのキャリーに慣らすことも大切ですね。
ある程度トレーニングができていると、病院での処置もスムーズに行えるので、保定(動かないように抑える)時に必要以上力が入らないですし、すぐに終わることができます。
ケアのためのトレーニングをしよう

ケアトレーニング、ハズバンダリートレーニングをしたいオーナー様はもちろん、動物病院さん、トリミングサロンさんへの出張も行っていますので、ご興味のある方はDog life Coordinateへご相談ください。
愛犬、愛猫に寄り添ったトレーニングメニューをお伝えさせていただきます。
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